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【最新版】HIITは朝と夜どっちが効果的?時間帯で変わる代謝と脂肪燃焼の仕組みを徹底比較

ダイエット

「HIITは朝の方が痩せるの?」

「運動するタイミングはいつがいい?」

「仕事が不規則で運動習慣が作りにくい」

勤務時間が不規則になると、1日の中で運動するタイミングがバラバラです。しかし狙いたい身体への適応を考えると運動するタイミングが異なってきます。
筆者も実際に朝と夜でHIIT(高強度インターバルトレーニング)を交互に行い、その効果を心拍・代謝・疲労の面から検証してきました。
この記事ではHIITを朝・夜で行う際の効果の違いを詳しく解説します。
この記事を読むことで1日の中でHIITを行うベストなタイミングがわかります。
「脂肪燃焼」「集中力」「睡眠の質」どれを優先したいかによって最適な時間帯は変わります。
時間帯を見極めて効率よく理想の身体を作りましょう。

HIITは朝と夜どちらが効果的なのか?

朝と夜でそれぞれHIITを行ってみると、身体への反応が変わってきます。主に脂肪燃焼目的と運動能力向上目的の2つです。

  • ✅朝HIITの特徴|代謝アップと脂肪燃焼効率
  • ✅夜HIITの特徴|運動パフォーマンスと回復促進

 

朝HIITの特徴|代謝アップと脂肪燃焼効率

朝HIITの最大のメリットは空腹時に脂肪代謝が活発化すること。起床直後は体内の糖が少ないため、運動によって脂肪を優先的に燃焼します。

HIIT直後はEPOC(アフターバーン)効果によって、数時間にわたり代謝が高い状態が続きます。
朝HIITはまさに1日の代謝スイッチ。体も頭も同時に目覚めるトレーニングです。

夜HIITの特徴|運動パフォーマンスと回復促進

夜HIITは体温と神経伝達が高まっており、出力が上がりやすい時間帯。例えばHIITでバーピーを行ってみると、回数が平均で1〜2回増える傾向があります。

夜は成長ホルモン分泌が促され、筋肉の修復と回復にも効果的です。就寝直前は交感神経が優位になりやすいため、寝る2時間前までの実施がおすすめです。

HIITの効果と継続のコツについてはこちらの記事をご覧ください。運動初心者でもHIITを負担なく継続する秘訣がわかります。
»時短ダイエット効果抜群!HIIT継続のコツ3選【おすすめの運動5選】

実際に試した「朝HIIT」と「夜HIIT」の体感比較

筆者は朝6時台と夜20時台にそれぞれHIIT(1分バーピー×3セット)を1週間ずつ実施。
その際の心拍データと主観的な感覚をまとめました。

朝HIITの実感データ

  • ✅平均心拍:149 bpm
  • ✅最大心拍:163 bpm
  • ✅回数:21回/1分
  • ✅HRR60(回復量):48 bpm
  • ✅RPE(主観強度):8

朝にHIITを行った感想としては、息は上がるが目が覚める感覚です。日中の間は常に身体の内側が熱く燃えているような感覚がありました。

夜HIITの実感データ

  • ✅平均心拍:153 bpm
  • ✅最大心拍:168 bpm
  • ✅回数:23回/1分
  • ✅HRR60(回復量):42 bpm
  • ✅RPE(主観強度):8.5

夜にHIITを行った感想としては、出力は上がるが疲労が翌朝に少し残る傾向です。身体能力の向上や運動種目フォームの習得には適していると感じました。

具体的なHIITのやり方についてはこちらの記事をご覧ください。HIITを週に2回継続して行った記録データと結果についてまとめてあります。
»【2025年最新版】HIITとは?効果・やり方・週2回でも結果が出た実践記録と理由を徹底解説

時間帯で変わる代謝と脂肪燃焼効果の違い

人間の身体は時間によって神経やホルモンの活性化率が変化します。朝と夜とでHIITを行った時の変化の違いは以下の2つです。

  • ✅体温・ホルモンリズムから見た代謝の仕組み
  • ✅EPOC(アフターバーン)効果と時間帯の関係

 

体温・ホルモンリズムから見た代謝の仕組み

人間の体温は1日の中で変化しており、朝は低く夜に向かって上昇。朝HIITでは交感神経が活性化し、体温上昇+コルチゾール分泌で代謝スイッチが入ります。

夜HIITでは筋温上昇+成長ホルモン分泌が起こりやすいです。朝と夜のHIITで「燃焼系」か「回復系」かで役割が分かれます。

EPOC(アフターバーン)効果と時間帯の関係

HIIT後はEPOCにより安静時でも酸素消費が増えた状態が続きます。EPOCがどれだけ長く続くかは、運動直後の代謝レベルと交感神経の活性度に比例。
朝は“日中の代謝ブースト”、夜は“睡眠中の代謝維持”につながります。

運動種目によってもHIITで消費カロリーや代謝は異なってきます。代謝を上げるためのHIITの運動種目に関してはこちらの記事をご覧ください。
»【2025年最新版】バーピーの効果と正しいやり方は?消費カロリーと頻度を徹底解説

目的に合わせた最適な時間帯の選び方

朝と夜のHIITは、身体を仕上げる目的によってタイミングを分けるのがベストです。

目的 おすすめ時間帯 理由
脂肪燃焼・集中力UP 朝HIIT 空腹時の脂肪利用+代謝スイッチON
出力・筋肉刺激 夜HIIT 体温上昇でパワーが出しやすい
睡眠の質向上 夜(寝る2時間前まで) 成長ホルモン分泌+回復効果

時間帯に合わせたHIITで理想の身体を作り上げよう

HIITは高強度で時間効率よく身体を変えることができますが、行うタイミングで反応が変わってきます。

  • ✅朝HIITの特徴|代謝アップと脂肪燃焼効率
  • ✅夜HIITの特徴|運動パフォーマンスと回復促進

どちらが正解ではなく自分の目的に合わせて使い分けることが大切です。

HIITは時短で効果的な運動方法ですが、種目によっては強度が落ちる可能性もあります。HIITでおすすめの運動種目については次の記事で解説しています。
»バーピー習慣で得られる5つの効能【時短で出来る運動の秘訣】

参考文献・出典
  1. Kujala, U. M., et al. (2022).
    Morning vs. evening exercise: differential effects on metabolic pathways and fat oxidation.
    »Journal of Applied Physiology, 132(5), 1121–1130.
  2. LaForgia, J., Withers, R. T., & Gore, C. J. (2006).
    Effects of exercise intensity and duration on the excess post-exercise oxygen consumption.
    »Sports Medicine, 36(9), 795–796.
  3. Stutz, J., et al. (2019).
    Effects of evening exercise on sleep in healthy subjects: A systematic review and meta-analysis.
    »Sports Medicine, 49(2), 269–287.
  4. Hobson, R. M., et al. (2013).
    Effect of time of day on performance, hormonal and metabolic responses during high-intensity interval exercise.
    »Chronobiology International, 30(7), 998–1009.
  5. Gillen, J. B., & Gibala, M. J. (2014).
    Is high-intensity interval training a time-efficient exercise strategy to improve health and fitness?
    »Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism, 39(3), 409–412.

※本記事は筆者の実測データと国内外の研究知見をもとに執筆しています。
効果や体感には個人差があるため、運動実施の際は体調に応じて無理のない範囲で行ってください。

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